ムヒカ

 

 世界で一番貧しい大統領、ホセ・ムヒカ(前ウルグアイ大統領)201647日東京外国語大学講演の一部。若いみなさま方、2つの選択肢があるのです。1つは、「生まれたから生きる」ということです。いずれのほかの生き物すべてと同じように、であります。また、もう1つの選択肢というのは「そこから出発して、私たち自身の人生というものを方向づける」この問いは、実存主義の問いかけそのものです。自分の人生の主人公は自分自身である。ムヒカさんの「日本の若者は、高齢者よりも本当に幸せなのか」「時間を何に使っているのか」など今回の来日で、根源的な問いを発し続けたムヒカさんに私の師匠の國分先生を思わず重ね合わせてしまった。